米タイム誌が選ぶ今年の人、2006年は「あなた」

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[ニューヨーク 16日 ロ○ター] 
米タイム誌が16日、毎年恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に、2006年は「あなた」を選んだと発表した。
 ブログや動画投稿サイトのYouTube、それにソーシャル・ネットワーキング・サイトのMySpaceといったインターネットのユーザー自身が作り出すコンテンツの爆発的な広がりとその影響力を評価したもの。
 選考の理由について、同誌のレブ・グロスマン氏は「グローバルなメディアの手綱を握り、新しいデジタル民主主義を支え、無報酬でプロ顔負けの仕事をしている」と説明した。
 「パーソン・オブ・ザ・イヤー」が掲載された同誌最新号は、18日から各地の店頭に並べられた。同号の表紙は鏡仕立てになっており、雑誌を手に取った読者一人一人の顔が映るようになっている。

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【評】
 なかなか洒落た結果ですね。たしかにインターネットが普及して約10年。WEB2.0といわれる一般人が情報発信するツール(SNS、ブログ、動画サイトなど)が発達して、既存のメディアより大きな存在になりつつあると思います。
 思えばインターネット以前の時代には、一般人が情報発信するツールって限られていた。新聞・雑誌の投稿欄、ラジオ番組に手紙、テレビ番組にFAX、文芸賞・芸術賞に出品など。でも、これらのツールは一部の人がチャレンジするようなことだった。
 やり方次第でブログも立派な人気メディアになるし、アクセス数はそれほどでは無くても自分の趣味・趣向の集まりになるようなスペースにも出来る。僕は時間的制約もあるのでSNSなどをやる予定は無くて、このブログをささやかながら僕からの情報発信ツールとして地道に続けていきたいと考えてます。
 いずれにしても、今回のタイム誌の選考結果は、なかなか評価できるのではないでしょうか?