岡崎朋美:「バンクーバー五輪旗手!」に名乗り

イメージ 1

来年2月のバンクーバー五輪へ向けたスピードスケートの強化合宿が24日、長野市のエムウエーブで始まり、5大会連続出場を目指す、1998年長野五輪女子500メートルで銅メダルの岡崎朋美(38)=富士急=が、旗手に名乗りを上げた。

 朋ちゃんが夢を口にした。「今度は旗手をやりたい。日本の国旗を持つことに意味がある」。その思いを実現するためには、代表権獲得が絶対条件だ。春先から体力と技術力の向上をテーマに精力的にトレーニングを消化し、氷上練習も今月初めから開始した。

 「若い子の気迫、勢いで刺激を受けている。おばちゃんだけどがんばる」。日本スケート連盟の鈴木強化部長は「怪物。若い選手の血を吸って大きくなっている」と独特の表現で感服。簡単に若手に負けるつもりはない。

 10月23日開幕の全日本距離別選手権で始まる五輪への道。スピードを、そして日本を背負う戦いに挑む。